CD参加曲

2003年発売
アーティスト/七尾旅人
アルバムタイトル/ ひきがたりものがたりvol.1蜂雀(ハミングバード)
参加曲 /ぎやまん
レーベル : Wonderground Music

2010年発売
ジョニーサンダース トリビュートアルバム
アルバムタイトル/プラグド・イン-プラグド・アウト
参加曲/Born To Lose
発売元/株式会社ヴィヴィッドサウンドコーポレーション

2010年発売
アーティスト/サエラ
アルバムタイトル/うた〜by 60 sixty 民謡編
参加曲/東京音頭
販売元:クラウン徳間ミュージック販売

 

第18回津軽三味線全日本金木大会

 第18回津軽三味線全日本金木大会が開催されました。

 個人一般A級で入賞しました。

第17回津軽三味線全日本金木大会

 第17回津軽三味線全日本金木大会は5月4、5の両日、金木町公民館で開催されました。金木町が五所川原市と合併して、五所川原市が主催となった最初の大会でした。従って五所川原市長の挨拶で大会は開催されました。出場者は個人181人。団体212組167人、計348人、過去最高の出場者数となりました。

 一般A級
大條賞・山本 大(33歳)『十三の砂山』

第16回全日本津軽三味線金木大会
黒川桃太郎賞 受賞
受賞祝辞 全日本津軽三味線金木大会 審査委員長 大條和雄
 近年の津軽三味線全国大会は大会用演奏と言いたいようなテクニックを競うスタイルが定着し、それがワンパターン化した感がありました。ある意味では津軽三味線生命の枯渇前兆とも言えましょう。
 津軽三味線発祥の地、全日本金木大会ではこれまでもエンターテイメントとエデュケーションを骨格としていました。今年度からそのことを具体的に演奏で表現する方法として豊富な津軽民謡のメロディを先づ弾き、それをアレンジして曲弾き曲として演奏することにしました。実はその過程と変容が津軽三味線の生命であるオリジナリティである訳です。
 加えて言えば歴史文化の連続性ということなのです。大会要項では「審査について」としてこの主旨を発表しました。この主旨を理解して応えたのが山本大君でした。
 「十三の砂山」は鎌倉時代に津軽に伝えられた唄とも言われる。何ごとも津軽化しないと気が済まない津軽人がほんど津軽化しない唄、それが十三の砂山です。悠長で哀愁のある唄を津軽三味線の曲弾き曲として弾きこなした腕前は大いに賞賛されます。
 何よりハイテクニック多用の綺麗な造花的演奏の多い大会に生命力のある生花演奏で活を入れた山本大君の存在は光沢を放っていました。
 津軽民謡を近代化した黒川桃太郎の功績を称えて設けられたこの賞にふさわしい演奏に拍手を贈りたいと思います。
go_top